Micro Frontends、豚汁、さば味噌煮。

今週読んだ記事

zenn.dev

肥大化するモノリスに対してマイクロサービス化したい要望が出てくるのは、責務が爆発的に増えたフロントエンドについても同様というのは当然の帰結である気はするけれど、実際にどのように分割するのが適切なのかイメージが全く沸かないので採用する動機に欠けている。

バックエンドのマイクロサービス化はコンテキスト境界によってある程度適切に分割できるイメージはあるものの、フロントエンドではページ単位だったりページ内の特定要素だったりで分割することになりそうで、果たしてそれが正しい分割単位でMicro Frontendsのメリットを享受できるのかというとなかなか難しいのではないだろうか。切り出したとして非常に小さな機能だけ分離されて保守コストが増えるような未来がみえる…。

さておき、この記事(書籍)はMicro Frontendsの詳細よりもフロントエンド開発全般を取り巻く環境や技術スタックについて丁寧にまとめられていて非常に勉強になる。

tech.classi.jp

中央DBで管理された排他の考慮されていないPHPジョブシステム、ほぼ同じような構成で悩ましさを持っているので興味深く読む。即時キューと時刻指定のジョブがあるのも同じだけれど、だいたい運用が進むと求められる要件も収束してくる感じか。ある程度一般化できそうなのは面白い。

自前実装で面倒そうに感じていたのはまずロックの部分で、記事内では解説はなかったがここを避けたくてSQSなどに比較的逃げがちではある。

もう1点は時刻指定のジョブの処理だが、現在cronで処理しているのはどうも筋悪だとは思っていたけれど、CloudWatch Eventsをトリガにする以外はcronと考え方は同じなのでこの辺はこうするしかないのかなあという気がした。

設計上の目新しさよりも、クラウドネイティブという点でフルマネージドなAWS各サービスをうまく繋いで実現させているのがよい。AWS Step Functions知らなかったので、あとで勉強する。

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組織横断的な支援チームの存在、フロントエンドに限らずバックエンドやインフラでも欲しくなるシーンは多い。似たような体制を作ろうと考えたことはあるけれど、「なんでも聞いてください」という相談役ではなく積極的に組織内の課題を見つけ出して解決していく動きができないといけないので、チームメンバも積極性や関心領域の広さが求められる気がして難しい。

技術力もそうだけれど、組織を変えるという権力をしっかりと使いこなせるリーダーシップが求められて、これを持っている人は非常に少ない。

今週の料理

www.sirogohan.com

急に豚汁が食べたくなったので作った。里芋が美味しい。

このレシピにはなかったけれど、こんにゃく入っているほうが好きな気がしたので次回は入れる。

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鯖は大好物なので無限に食べたい。煮汁をかけすぎた気もするけれど美味しくできた。

白髪ねぎは絶対に添えたほうが美味しい。5分くらい氷水でさらしても丸まらなかったので何かやり方間違っているのかもしれない。

白髪ねぎの作り方/切り方:白ごはん.com

cookpad.com

レシピ通りの分量で野菜を用意すると水が1.5倍程度ないと浸らなくなるので困った。適度に間引いてコンソメも3個にしてなんとか食べられるものにはなったけれど、我が家のティファール18cmソースパンだと限界ギリギリの容量になるので溢れそうになるのが難点。もう少し大きめの鍋が欲しい。

あとは鯖塩焼き食べた。